買い替えてまだ2か月くらいの車いすの片方のタイヤがパンクしました。
以前から兆候はあって、右側のタイヤだけ空気を2回入れていて、空気が早く抜けてなんかおかしいなと思っていたら、ある朝タイヤがぺちゃんこになっていました。
登校してから気がついたので、その日はそのタイヤのまま学校で過ごして、夕方に市内の義肢装具の業者さんに車いすのタイヤを見てもらいました。
車いすのタイヤがなおるまで代わりの車いすを
そこの業者さんは初めてバギーを作ったときにお世話になった会社で、今回の車いすは別の業者さんで作ったんですが、快くタイヤを見てくださり、応急処置がむつかしいことや、おそらくメーカーの不具合だから、作った業者さんでなら保証で無料修理できると思うよとアドバイスしてくださいました。
そして、このままの状態で人を乗せるとパンクしている方のホイールが歪んでしまうということでした。
私が「タイヤがなおるまでは学校に通学できないなぁ。弱ったなぁ・・・」と言ったら、そちらの会社でデモ機(試乗用のバギーや車いす)を保管しているフロアに「ひみつの倉庫に案内しますよ~。」と冗談交じりで案内してくださり、中古のデモ機をいくつか見せてくださいました。
たまたまぼうしくんが座れるサイズのバギーが見つかったので、ご厚意で貸していただきました。「返すのはいつでもいいですから。困ったときはお互いさまです」と言っていただき、本当にうれしかった。
新しいたいやに交換することに
一週間後、業者さんが自宅に来てくださり無料修理で新しいタイヤに付け替えてもらいました。
原因は、タイヤの中のチューブにくっついている空気をいれるための金具のつなぎ目の亀裂で、メーカー側の不具合とのことでした。
なおるまでの一週間は代車ならぬ代バギーのおかげで通学することができました。
よく見かける一般的な車いすではない車いす(ぼうしくんのような座位保持のむつかしい子ども用の特殊な車いす)が故障することの不便さを痛感し、義肢装具の業者さんの心遣いに感謝した出来事でした。